クラスコが生成AIと既存のクラウド環境を掛け合わせた「自動化ワークフロー」を構築
株式会社クラスコは、社内の経理業務における請求書管理と部署間の情報共有を円滑化するため、生成AIと既存のクラウド環境を掛け合わせた独自の「自動化ワークフロー」を構築した。
クラスコが目指す「企業生存と成長」のためのDX
人手不足とインフレが加速する現代において、生産性向上こそが企業の生存と成長における最重要課題。
クラスコでは「すべての業務にAIエージェントを」というスローガンのもと、全スタッフによるAIおよびクラウドツールの積極活用を開始。
毎朝の全社朝礼での事例共有や、月1回のAI活用共有会といった「部署横断で組織全体を毎日アップデートし続ける仕組み」を組織に定着。
その結果、接客品質を均一化する「AIロープレ」による成約率向上や早期戦力化など、営業からバックオフィスまで全社的な業務変革を推進し、売上・時間・コストすべてにおいて劇的な成果を獲得し続けている。
不動産業界・管理部門の課題と解決策
不動産業界およびその管理部門では、依然として多くの手作業や煩雑な情報共有が残されており、業務負荷の増大やヒューマンエラーが課題となっている。
従来、部署間での請求書共有はチャットツールを用いて行われていたが、
●メッセージの埋もれによる支払い漏れのリスク
チャットが活発に動く中で支払依頼の投稿が見逃されたり、未読のまま埋もれたりすることによる支払い漏れ(支払遅延)のリスク。
●検索・確認に伴う手間の発生
経理部署において、支払漏れを防ぐためのタスク起票やチャット履歴から該当の請求書ファイルを探し出す手間の発生。
●進捗状況の不透明さ
依頼側部署にとっても、支払日が実際にいつになるのかをチャット上で遡って確認するのが困難な状態。
上記のリアルな課題が存在。
「管理はコスト」という従来の常識を覆し、業務を武器へと変えるため、情報共有の仕組みそのものを抜本的に変革する必要があった。
既存のデジタル環境を最大限に活かし、手作業を徹底的に排除した自動化ワークフローを設計・導入。
●生成AIと連携した一元管理の実現
専用の入力フォームからデータを送付するだけで、既存のクラウド環境に自動でデータが整理され、現在の進捗状況が一覧でリアルタイムに可視化される。
●双方向の自動通知システム
データの受信時(申請時)だけでなく、振込完了時にも関係部署や担当者へ社内チャットツールを通じて即座に自動通知が行われる。
●確認漏れの完全防止と心理的負担の解消
作業進捗がリアルタイムに共有される仕組みを構築したことで、現場の「対応漏れがないか」という精神的なストレスや確認の手間を完全に排除した。
本仕組みの導入により、現場に負荷をかけることなく以下の成果を達成している。
・支払い漏れの発生リスク:ゼロを維持
・年間作業削減時間:12時間を創出(請求書の検索や支払完了確認に伴う手間の削減)
・定性的効果(情報共有の円滑化)
スプレッドシートでの一元管理により、進捗がオープンに。
これにより、部署間で発生していた「支払日はいつか」といった個別確認のやり取りが不要になり、心理的プレッシャーの解消とスムーズな連携が実現した。
クラスコでは、今回の自動化を第一歩とし、今後はドライブに格納された請求書PDFをAIのOCR(文字認識)技術を用いて解析し、支払データや仕訳データへ自動変換させるなど、さらなる高度化を進めていく。
バックオフィス業務の圧倒的な効率化を通じて、より強固な管理体制を構築。
このように自社を実験場とし、現場で実際に試行錯誤して得られたリアルな成功ノウハウや解決手法は、全国の不動産会社向けに提供している「AI&Google Workspace構築支援サービスへ即座に還元される。
自社のリアルな検証実績をもとに支援サービスをアップデートし、不動産業界全体の地位向上と、さらなる生産性向上に貢献していくと説明した。
クラスコ:https://www.crasco.jp/