ソラジョウが介護AI分野で3つの新サービスを同時にローンチ
介護現場がテクノロジーを導入・活用しやすい仕組みを提供する株式会社ソラジョウは、介護現場で蓄積される情報を業務改善や経営判断に活かすための、AI活用型の3サービスを同時リリースした。
AI活用型の3サービスが同時リリース
ソラジョウは「人を軸にAIとともに未来を」を掲げ、グループ会社で介護施設のLILE THE STYLE(ライルザスタイル)での実践をもとに、現場起点の介護DXを推進。
同施設はkintoneを活用したDX事例を発表する「kintone AWARD 2024」に出場している。
今回ソラジョウが展開したのは、介護記録を標準化して意思決定に活かす「N-SYSTEM-Care AI」、バックオフィス業務を一元管理する「かいごのやさしいアプリ屋さんAI」、DX・AI推進人材を育成する「やさしいDX・AI研修」の3サービスだ。

本サービスは、2026年2月25日〜27日に東京ビッグサイトで開催された介護業界最大級の展示会「CareTEX東京’26」にて公開され、3日間で約160組の来場者と対話し、商品紹介セミナーも満員となるなど大きな反響を得た。
展示会ではDX・AIへの関心の高さが伺え、実際に介護業界では人材不足を背景に、ITやAIの導入が進んでいる。
一方で、導入しても業務活性化に繋がっていない事業所が60.4%というデータも。
主な要因は2つ。
1つ目は、DX・AI推進人材の育成が十分に行われていないこと。実際に、DXに取り組んでいない企業が、DXへの知識不足(49.0%)とDX人材不足(37.9%)を理由として挙げている。
2つ目は、AI活用の土台が未整備であることだ。AIは大量の情報の整理・分析を得意としているが、その性能はデータの質と蓄積量に左右される。
しかし現場では、記録の形式が統一されていない、情報が一元化されていないといった課題があり、AIを活かしきれていない一因になっているのだ。
成果を生むには、テクノロジーを活用するための人材基盤と情報基盤の整備が不可欠と言える。
今回展開される3サービスは、これらの課題を解決してくれるものとなっており、3月14日に大阪で開催される「次世代介護マネジメントフォーラム」に登壇も予定。
興味がある方は足を運んでみてはいかがだろうか。
サービス概要

●介護記録 × AI ―記録を標準化し、活用できる情報へ変える
・「AIケア記録」
入力された内容をAIが整理して表現のばらつきを整え、新人や外国人職員など、誰が入力しても一定の品質を維持可能。また、音声入力も可能となっている。
・「要約レポートAI」
蓄積された記録を自動要約し、用途や期間に応じた帳票や報告書を作成。
医師、ケアマネジャー、家族との共有に必要な情報を即座にまとめ、記録を経営判断やケア改善に活用できる。
いずれの機能も、AIへの指示(プロンプト)を事業所ごとに設定でき、運営方針を反映した要約結果へのカスタマイズが可能だ。
●バックオフィス × AI ―散在する業務情報を一元管理
人事・総務・経営管理などの情報を、介護事業者向けkintoneアプリ群で一元管理。
紙や表計算ソフトに分散していた情報や介護記録を集約し、AIで分析。
管理会計や人事評価・採用状況が可視化され分析が可能となり、意思決定の迅速化に繋げることができる。

●人材育成 × AI ―DX・AIを使い続ける現場をつくる
前述の通り、DX推進には、DX・AI人材の育成も重要。
本研修は、介護・医療従事者を対象にDXを進める組織づくりやプロジェクト推進、kintoneアプリ開発などを体系的に学ぶことができる。
少人数制でグループワークを中心とした、基礎から実践までを着実に習得できる内容。
現場で継続的にDXを推進できる人材の育成を行い、さらにIT・AI導入の成果に繋げられるサービスだ。
ソラジョウ:https://kaigonocompass.jp