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ドローンで空の道を敷設!トルビズオンが「フクオカベンチャーマーケット大賞2023」にて2023年特別賞を受賞

「真の意味での空の自由化を目指す」というミッションに掲げ、ドローンビジネスを展開する株式会社トルビズオン。

トルビズオンは2022年9月に第273回FVM(フクオカベンチャーマーケット)のマンスリーアワードを受賞、また2023年特別賞を受賞したことを発表した。

 

トルビズオン「フクオカベンチャーマーケット大賞2023」特別賞を受賞

トルビズオンでは地権者や生活者がその上空を他者がドローンを飛行させることに対して、同意の可否を選択肢、希望する場合は収益化が可能なプラットフォーム「sora:share(ソラシェア)」を開発・運営している企業。

日本発、世界初の「空のシェアリングエコノミーサービス」となるべく、サービスの基幹となる技術はビジネスモデル特許を取得。

また、土地所有者は「sora:share」に土地(=空)を登録、ドローンユーザーは「sora:share」に登録された土地を選択することで上空飛行の合意を得るというサービスを提供している。

現在の主な用途はとしては、ドローンの飛行練習と空撮、実証実験等に使用されており、ドローンユーザーはトルビズオンにシステム利用料を支払い、トルビズオンは協力金を土地所有者へと支払うという事業モデルだ。

その他に「スカイマーケット事業」「スカイロード事業」「ドローンビジネス​コンサルティング」「ドローンオペレーター育成事業」等をサービス提供している。

 

フクオカベンチャーマーケット大賞2023で当月マンスリーアワード・2023年特別賞を受賞

このサービスがフクオカベンチャーマーケット大賞2023にてマンスリーアワードを受賞し、2023年特別賞を受賞した。

FVM(フクオカベンチャーマーケット)は3ヵ月間の集中サポートを通し、意欲的な中小・ベンチャー企業を支援する、福岡県による取り組み。

中小・ベンチャー企業が発展していくためにはよりよいビジネスパートナーを獲得することが必要。そのために、専属コーディネーターによるマンツーマンの伴走支援を行い、しっかりとしたビジネスプランの作成とプレゼンテーション能力が身につく3ヶ月の集中プログラムを用意している。

URL:https://www.fvm-support.com/

審査員からは

「ドローン空路の交通整理というこのまま放置すれば将来間違いなく混乱を生じるであろう問題に対して事前に対応しており、社会的に意義のある事業と思われる。」

「ドローン飛行の厳しい規制の中で、当社は空域利用のためのノウハウ蓄積と特許権を有し、様々なドローン活用市場と連動の社会インフラ事業として期待したい。」

という声も出ており、非常に期待されていることが分かる。

トルビズオン代表の増本衞氏は、

「この度の受賞は、私どもの取り組みが評価されたものであり、大変光栄に思っております。
今後は、福岡県内をはじめ、九州各県、全国への事業展開を目指し、さらに事業を加速させていく所存です。引き続き、地域社会に貢献する企業を目指し、ドローン技術を活用した革新的なビジネスを展開して参ります。」

とコメントしている。

 

ドローンを活用した空のインフラの実装を具体的に進めているトルビズオン。今後の展開が非常に楽しみなサービスと言える。

「真の意味での空の自由化を目指す」ことをコンセプトにしているトルビズオンに興味がある方は、公式HP等からご確認してみてはいかがだろうか。

●トルビズオン公式HP:https://www.truebizon.com/