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「人材派遣 × ARグラス」で物流業界の課題解決へ!綜合キャリアオプションが考える人材不足に対する1つの答えとは

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働くことに関した社会課題をビジネスで解決しているキャムコムグループで、人材派遣業を主に展開する株式会社綜合キャリアオプションは、2024年に訪れる物流業界の人材不足問題を解決するべく「ARグラス」を使用した生産性・効率性の向上に伴った課題解決を提案。

このARグラスと人材派遣を活用し、ソリューションサービスとして展開するべく尽力する綜合キャリアオプションに、この度インタビューを行った。

 

「人材派遣 × ARグラス」で綜合キャリアオプションが解決を図る物流業界の課題と未来への展望

 

綜合キャリアオプションとは

綜合キャリアオプションは、BPO(業務委託)事業や派遣事業・人材紹介事業などを通し、キャリアと課題解決の選択肢を増やし、働く人々と社会を豊かにすることを目標に掲げる企業。

企業とスタッフを繋ぐオプショナル(任意)方式を社名に冠し、創業以来一貫して雇用機会の拡大を支援している。

綜合キャリアオプションの事業部の1つが、主に製造系企業や物流系企業に対し、人材派遣とそれに付随したアセットを付随し、業務を預かり生産性を上げるといったサービスを展開。

その1つとして、ARグラスを用いた人材不足の解消や生産性向上を目的としたサービスを立ち上げた。

 

ARグラスを使用した人材不足による課題を解消

綜合キャリアオプションの担当者の方に話を聞くと、

「“ヒト”とARグラスという“モノ”を掛け合わせることで、企業様の業務の生産性向上やAIを活用することによる事故・リスクの軽減が出来るのではないか、というところが主軸となっています。」

とコメントした。

ARグラスは装着型のデバイスで、いわゆるスマホのような機能を持たせたメガネ・サングラスに近い。似たようなデバイスに「スマートグラス」や「VRヘッドマウントディスプレイ」等が存在する。

では、このARグラスを用いることでどうやって物流業界の課題解決を図るのだろうか。

そもそも物流・運送業界には「2024年問題」という逼迫した課題がある。働き方改革法案により、ドライバーの時間外労働時間に上限が課されるのだ。

これはドライバーの時間外労働、つまりは「残業」の時間が年間960時間に制限されるというもの。

当然これはドライバーの待遇改善にとって非常に良いことではある。しかし、これまでの人員で回せていた業務が、ドライバー不足により回せなくなる。つまりは走行距離が短くなってしまうことで、長距離輸送が出来なくなってしまうことになるのだ。

もちろん短距離輸送にも致命的な打撃が入る。ドライバーがいなければ、荷物を運ぶことが出来ない。そうなると企業はドライバー確保のため、雇用をすることも当然として倉庫作業員・事務員等の従業員からドライバーを充てがう必要が出てくる。

しかし倉庫内での荷物の仕分けには人手が必要だ。この業務が円滑に進められなければ、どこに運べば良いのか分からない荷物で山積みになった状態となってしまう。

さらに作業員が減ることにより、誤配送や破損といったリスクも高くなってくる。

こういった倉庫内作業を「ARグラスとそれを扱える人材を派遣することで解消しよう」というサービスが、今回綜合キャリアオプションが展開するサービスというわけだ。

 

ARグラスを用いた課題解決の方法とは

ARグラスを用いることでどのような課題解決方法があるのだろうか。

「結論から申し上げると直接的な課題解決というわけではなく、あくまでも社内の生産性向上に伴った解消を考えているんです。ARグラスはインストールするアプリケーションによって、色々なことが出来ます。実際に物流の現場で働く倉庫内作業員の方々にARグラスをかけてもらうことで生産性を上げ、ドライバー補充をしやすくするという方法を考えています。」

と語った。

現在はARグラスに入れるアプリケーションの開発を依頼しているそうだ。

これによって、特に倉庫内作業を円滑・的確に進めることで誤仕分け・誤出荷によるドライバーの緊急配送が減少すれば、その分ドライバーの残業時間も減ることになるのだと説明され、成程と納得してしまった。

業界用語では「テレコ」と呼ばれるラベルの貼り違いや荷物の入れ違い、他にもラベルが紛失したことにより行き先が不明となってしまう「ボウズ」等が誤仕分けにより起こる人為的なミスの代表格と言える。

これらを極力無くすため、ARグラスとそれを使いこなせる人材をセットで派遣することで、倉庫内仕分けのミスを減らしドライバーの負担軽減を図り、作業効率化によって浮いた人員のドライバーへのコンバートを可能にすることで解決を図るというわけだ。

綜合キャリアオプションで押し出したい「人材 × ARグラス」サービスのアセットは、上述したものを含めて

●作業指示・ミスの削減
●遠隔指示
●多言語翻訳機能

この3つの活用・課題解決を想定している。

現在アプリケーションを開発中のものもあるが、ある程度完成しているものも出来ていると担当者は語っており、物流業界を支援出来る準備は整ってきつつあるそうだ。

また、このサービスは物流・配送業だけでなく製造業にも活用出来るため、この2つの業界を主軸にサービス展開をしていくとのこと。

綜合キャリアオプションが所属するキャムコムグループは「人を力づけて、元気良く働いてもらいたい」という理念を持っている。「人を力づけるサポートをしたい」と担当者の方は情熱を持って語られていた。

また、親和性が高いところでは医療・介護業界の課題解決にも綜合キャリアオプションでは注目していると話している。

同業界は慢性的な人手不足であり、人命に関わることから技術・技能がとても重要な業界だ。

ARグラスがどれだけ役に立つのかを模索している段階だそうだが、遠隔指示をハンズフリーで行える等のメリットも大きい。多言語対応による外国人の活用も含め、ぜひ今後に期待したい。

 

「我々がアセットを組み合わせて使いやすいサービスを作っていきたいと考えています。お気軽に試せる先端技術を享受出来るようにサポートして参りますので、ぜひ安心して我々にお任せください。」

と担当者は自信を覗かせている。

もしもこういった課題に頭を悩ませている企業や担当者の方がいたら、一度綜合キャリアオプションの本サービスについて問い合わせてみてはいかがだろうか。

URL:https://sougo-career.co.jp/