【Milk.】学生起業家No.1を決めるピッチコンテスト「G-1 スタートアップグランプリ」12月開催
今や働き方は多様化しており、就職することが当たり前ではなくなりつつある。しかし、起業へのハードルの高さに諦めてしまう方もまた多い。
ITスタートアップ企業であるMilk.株式会社は2023年12月10日、世界を変えようという高い志を持つ若者を発掘する、スタートアップによるスタートアップのためのスタートアップピッチイベント「G-1 スタートアップグランプリ」を開催することを発表した。
Milk.が主催!学生起業家No.1を決定するピッチイベントを開催
「Milk.」とは
Milk.株式会社は光を細分化して分析する宇宙技術「ハイパースペクトル」を利用したディープテックスタートアップ企業。
光を非常に細かく分光することで、人間の目では評価が出来ない違いや見ることが出来ない現象を可視化してくれる技術だ。
人間が識別出来る色の数は約187万色。一方最新のデジタル技術によって、理論上10億以上もの色が表現出来ると言われている。
Milk.はこの技術で、画像診断領域の最先端技術を駆使した企業となることを目指し、ハイパースペクトルを簡単に解析出来る「ANSWER Platform」をはじめ、様々なサービスを展開。今後も続々と新サービスを準備中だ。
ピッチコンテスト「G-1 スタートアップグランプリ」開催の背景
Milk.株式会社では、教育事業の一環として「YARD」プロジェクトを進めている。
YARDとは「Youth & Angel’s Revival Plan(若手とエンジェルによる世界復興計画)」という言葉の略字で、ガレージや庭での試行錯誤を子供が行うことで経験を得て成長するように、多数のスタートアップが生まれるような環境を作っていきたいという願いを込めた名前なのだとか。
本プロジェクトの一環として、毎月ピッチイベント「YARD Meetup」をこれまでに20回程実施。この経験をもとに、今回のG-1 スタートアップグランプリ開催に至ったのだと説明。
また、日本政策金融公庫の総合研究所は全国の18歳から69歳までを対象にした「2022年度起業と起業意識に関する調査」というアンケート調査によると「起業に昔は関心があったが今は関心がない」と答えた割合は約14%、同じく「起業に関心がある」と答えた割合も同じく約14%だった。
このことから、起業に関心があっても時間経過と共に諦めてしまう現状に危機感を覚え、若者がいち早く起業にチャレンジし、成長できるエコシステムをつくることが日本の急務であると考えたことで本イベント開催を決意したと説明している。
G-1 スタートアップグランプリの特徴
「G-1 スタートアップグランプリ」は小学生~35歳までの起業家もしくは起業志望者を対象として選考。
ビジネスアイデアレベルからの応募が可能となっており、現役学生だけでなく学生時代から事業や研究開発を継続している学生以外の起業家も対象。
優勝者には賞金50万円のほか、2位と3位にもそれぞれ10万円、3万円が授与される。また、スポンサー企業による特別賞の用意があるほか、特別賞受賞者は渋谷センター街の大型モニターで30秒の動画広告を流すことが出来る権利が与えられる。
スポンサー企業からの特典が貰えることで、自身のビジネスアイデアをもとに、本格的に起業するチャンスにも繋がる絶好の機会だ。
選考はオーディエンスによる完全投票形式のほか、MCにモノマネ芸人のゆうたろうさんも登壇するほか、10組のファイナリストによるプレゼンテーション終了後の集計時間に、お笑い芸人3組によるお笑いステージも予定している。
学生No.1の起業家を決定する「G-1 スタートアップグランプリ」は、12月10日に開催予定。現在クラウドファンディングにて優勝賞金等をクラウドファンディングで募集している。
参加チケットなどがリターンで貰えるため、応援したいという方は一度チェックしてみてはいかがだろうか。
応募・詳細:https://g1startup.com/
クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/g1startup
企業HP:https://www.milk-med.com/