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法務AXプラットフォーム・Lisse法務AI Coworkに「契約書間矛盾チェック機能」が追加

株式会社リセは、法務AXプラットフォーム「Lisse法務AI Cowork」に契約書などを比較し、権利義務に関わる実質的な差異や矛盾をAIが自動検出する「契約書間矛盾チェック機能」を追加したことを発表した。

 

新機能実装の背景

契約書審査では、契約書単体の内容だけでなく、関連する複数の契約書の条件や権利義務に不整合がないかを確認する必要がある。

例えば、基本契約と個別契約で条件が異なっていないか、原契約で禁止されている行為が関連契約で定められていないかなど、取引全体を踏まえた確認が求められるもの。

しかし、一つの取引に複数の契約書が関係する場合、確認すべき文書が多く、契約書間の整合性を把握する作業は、法務担当者にとって大きな負担となっていた。

特に、書式や条番号、構成が異なる契約書では、条文を一つひとつ突き合わせる必要があり、多くの時間と手間がかかる。

また、一般的な文言の差分比較では、表現は異なっていても意味が同じ条項や、文言上は似ていても権利義務が異なる条項を適切に判別することが難しいという課題があった。

こうした課題を踏まえ「Lisse法務AI Cowork」に、契約書間の確認作業を効率化し、法務担当者が重要な判断に集中できるよう支援する「契約書間矛盾チェック機能」が追加された。

リセは2018年の創業以来、弁護士の知見を生かした契約書レビューAIの開発・提供を続けてきた。

本機能でも、弁護士が比較すべき論点や差異・矛盾の判定基準を設計・検証し、単なる文言比較では捉えられない、権利義務に関わる実質的な差異や矛盾を検出する。

 

機能詳細

本機能は、契約書や規程などをAIが比較し、権利義務に関わる実質的な差異や矛盾を、根拠となる条文の原文と解説を添えて一覧表示する機能だ。

●1.文言の違いではなく、権利義務に関わる差異や矛盾を検出

契約書の条番号や構成、用語が異なっていても、AIが論点ごとに内容を比較。

単なる文言の違いではなく、契約上の権利義務に関わる実質的な差異や、関連する契約書間の矛盾を検出。

これにより、従来は法務担当者が複数の契約書を突き合わせて行っていた確認作業を「Lisse法務AI Cowork」が支援し、法務担当者は検出された差異や矛盾を許容するか、相手方と交渉するかといった重要な判断に集中できる。

●2.根拠となる原文と解説を一覧表示

検出した差異や矛盾について、該当する条文の原文と、指摘内容を説明する解説を表示。

これにより、法務担当者が指摘の根拠を一つひとつ探す手間を軽減し、内容の確認や対応方針の検討を効率的に進められる。

また、指摘結果はExcel形式でダウンロードでき、社内共有や承認手続き、レビュー記録などにも活用可能。

●一般的な差分比較機能との違い

一般的な文書の差分比較機能は、主に文言の追加・削除・変更箇所を確認できるものの、権利義務に関する差異まで判別することは困難だ。

また、汎用生成AIを用いた比較では、指摘内容や根拠となる条文について、法務担当者による確認が必要となる場合がある。

本機能は、契約書の条番号や構成が異なる場合でも、論点ごとに実質的な差異や矛盾を検出し、根拠となる原文と解説を一覧表示。

これにより、法務担当者が「何が異なり、どのような影響があるか」を確認し、対応を判断できるよう支援する。

リセは今後も「Lisse法務AI Cowork」の機能拡充を進め、法務担当者がリスクへの対応や交渉方針の検討など、重要な判断に集中できる環境づくりを支援していくと説明した。

Lisse法務AI Cowork:https://lisse-law.com/