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エーゼログループが自治体のAI導入に向けたチームづくり専門企業「株式会社A0AI」設立

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株式会社エーゼログループは同社のグループ会社として、2025年4月に自治体向けにAI導入に向けたチームづくりを専門とする新会社「株式会社A0AI(エーゼロエーアイ)」(以下、A0AI)を設立したことを発表した。

 

AIで自治体職員の未来開拓力を開放する「A0AI」4月より始動

近年、自治体における人手不足や業務の複雑化が進むなか、AIの可能性に注目が集まっているものの、エーゼログループが目指すのは単なる業務効率化ではないのだとか。

「正解のある仕事はAIに任せ、人間にしかできない未来開拓に時間を使う」

A0AIは、自治体職員一人ひとりが地域の未来を主体的に描く力を発揮することを目的として設立。

そのために、AIを活用して試行錯誤できる“内発的な使命感をもったチーム”を育成すると説明した。

代表取締役には、リクルートでのシステム開発・新規事業開発や複数の起業経験を持ち、2023年よりエーゼログループ取締役COOを務める佐藤道明氏が就任。

A0AIは、自治体職員向けAIリテラシー研修、AI導入支援および活用チームの組成サポートといったサービスだけでなく、AIを活用した地域課題解決に向けた伴走支援も行う。

今後は地方の自治体からスタートし、将来的には都市部の自治体や県庁等にも展開を予定。

また、複数自治体による“横のつながり”の創出や、自治体同士の学び合いも視野に入れているとのこと。

今後のA0AIの活動や、自治体への取り組みをお見逃しなく。

 

佐藤道明代表のコメント

AIは、人間の創造力を解放するための道具です。自治体という公共の現場にこそ、AIによる変革の余地があります。私たちは、地方からその一歩を共に踏み出したいと思っています。

私自身、これまでITやシステム開発の現場に長く関わってきましたが、常に意識していたのは“技術は人の未来のためにあるべき”ということです。AIもまた、その使い方によって人を幸せにすることも、不安にさせることもできます。だからこそ、今のタイミングで地方の現場にAIを導入することには、非常に大きな意味があると感じています。

特に自治体は、地域の暮らしに最も近い存在です。そこに勤める職員の方々がAIの力を活用しながら『この地域の未来のために自分は何ができるか』を考え動ける時間が更に増えれば、自治体という組織はもっと面白く、より希望に満ちた場所になるはずです。

私たちは、この変化を一過性のプロジェクトにするのではなく、“文化”として根付かせていきたいと考えています。だからこそ、AI導入とともに、チームづくり・組織文化の醸成にも重きを置いていきます。これが、A0AIが目指す本質的なアプローチです。

 

組織概要

代表者:代表取締役佐藤道明
住所:鹿児島県肝属郡錦江町神川3306番地4
資本金:1000万円
連絡先:a0ai@a-zero.co.jp

エーゼログループ:https://a-zero.group/