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LTE通信に対応!単体でメッセージの送受信などができるGarmin最高峰モデル「fēnix 8 Pro」が登場

アメリカ発データ活用のプロフェッショナルであるガーミンジャパン株式会社(以下、Garmin)は、フラッグシップGPSウォッチ「fēnix」シリーズの最新モデル「fēnix 8 Pro」を10月上旬に、そして「fēnix 8 Pro MicroLED」を10月以降に順次発売する。

これに先駆け、新製品説明会を都内で開催した。

 

Garmin「fēnix 8 Pro」新製品説明会を開催

Garminのフラッグシップモデルである「fēnix」シリーズは、仕事もプライベートも妥協せず、常にパフォーマンスの向上を目指すユーザーのために開発された、マルチスポーツGPSウォッチ。

Garminが展開するスマートウォッチシリーズの中でも、常に最新のイノベーション技術を採用した新機能・新技術・新センサーなどを搭載し、選び抜かれたマテリアルやビジネス・スポーツにもフィットする洗練されたデザインを実現している。

都内で行われた製品説明会には、ガーミンジャパン プロダクトマーケティングの寺崎圭一さんが登壇し、

「fēnix 8 Proシリーズは、スマートウォッチ史上初となるMicroLED搭載モデルとAMOLEDモデルの2種類をラインナップしております。さらに両モデルとも共通で、スマートウォッチとして初めてとなるinReachテクノロジーを搭載しております。」

と製品を紹介した。

今回登場する2つのモデルのうち、MicroLEDモデルは最大4500ニトというスマートウォッチ史上最も明るい表示性能で、直射日光下でも圧倒的な視認性を実現。

前モデルと比較して、耐久性は3倍・視野角は6倍・色域も15%増加。

Garminウォッチの特徴でもある超ロングバッテリーも維持しており、スマートウォッチモードではfēnix 8 Proは約27日間、fēnix 8 Pro MicroLEDは約10日間バッテリーが持続する。

fēnix 8 Proは「SOS ON YOUR WRIST つながる安心をあなたの手元に」をキーメッセージとしており、デバイス単体でスマートフォンに頼らず、位置情報の共有やSOS連絡だけでなく、メッセージの送受信などが可能。

これらは「Garmin Messenger APP」を通じて、Garminを利用していない登録ユーザーとも連絡することができる。

またアウトドアやスポーツだけでなく、日常生活でもキャッシュレス決済・音声メモ記録・音楽の保存や再生・LEDフラッシュライトといった多数の機能により、利便性が高い点も特徴。

「fēnixシリーズは、スポーツや日常のあらゆる場面で自分をより良く変えていく“相棒”となる存在です。多くの方々に、この相棒を生活に取り入れていただき、自己管理に役立てていただければと思っております。」

と寺崎さんはアピールした。

 

スリープコーチによるミニセミナーを実施「ちゃんとリカバリーをするという考えが大事」

続けて、Lifree共同創業者/スリープコーチ/超回復コーチの角谷リョウさんによるミニセミナーが開催された。

角谷さんは睡眠&超回復研究所の代表も行い、メディアなどにも出演する機会も多い。

6万人を超えるビジネスパーソンの睡眠改善という圧倒的な指導実績を誇る、自他共に認める日本一の睡眠コーチだ。

角谷さんによると、ストレスなどの負荷が低い人ほど長生きするものの、実は「高負荷だが回復(リカバリー)などの適切な対処をした人が一番長生きする」のだとか。

さらに、高負荷がかかった状態からしっかりと回復を行うことで「能力が向上する」という実験データもあると紹介した。

「睡眠は“回復手段”。そのため、一般的なスマートウォッチなどで睡眠スコアを上げたり、睡眠の質を良くすること、それをゴールにすることにはあまり意味がなく、ちゃんと(高負荷から)リカバリーするという考えが大事なんです。」

と指摘。

また、疲労を感じていても実は体はそれほど疲れていないこともあり、その逆もまた然りだとし、

「僕たちはどうしても疲労を感覚的に捉えてしまうので『今日は疲れたな』っていうところで対処しがちなのですが、それを客観的な指標にすることがとても大切。疲労感も大事なのですが、(実際の)疲労度合いを数値化して計測するというのが非常に重要です。」

と疲労を数字で正確に計測することが、その後のリカバリーにも繋がり重要になってくるのだと説明した。

 

Garminの活用に関するトークセッション

イベント後半には、寺崎さんと角谷さん、ベンチャーキャピタル勤務の輿水宏哲さん、外資系保険会社勤務の寄川太助さんが登壇してのトークセッションも行われた。

輿水さんは、充電する時以外は常にGarminウォッチを身につけているそうで、

「ボディバッテリーをチェックして、その数字を高めるなど、1日を通してパフォーマンスを出せるようになるためのガイドとして(Garminウォッチを)活用しています。」

と、ボディバッテリーの数字を目安とし、合間に休息を取っているなど、自身のGarminウォッチの活用方法を語った。

一方寄川さんは、

「私の人生のテーマが“人生一回”なので、バドミントンと仕事、息子は野球をやっており、その野球のコーチと審判もやっています。さらに、PTAの副会長もやっていますが、体調管理がめちゃくちゃ大事。(Garminウォッチは)睡眠スコアとボディバッテリー、カロリー摂取やどれだけカロリーを使っているかなども1本で見られるので、そういった部分で活用しています。」

と、多忙な日々を送る中で、自身のパフォーマンスをチェックするために活用していると話した。

また、fēnix 8シリーズを利用した感想について寄川さんは、

「トレーニングをする際、トレーニング時間を音とバイブで知らせてくれるのですが、以前のものは、バイブや音が小さく、気づいたら5秒過ぎてたりするんですよ。でも、今のモデルは音とバイブがしっかり出てくれるので、トレーニングも時間通りきっちりできるようになったところが非常にいいなと思っております。」

とトレーニングの通知をしっかりしてくれる点を評価。

輿水さんは、

「画面がすごく綺麗に明るく、発色が良くなったところですね。あと、どうしてもバッテリーが長持ちするけど、画面がやや暗いなっていう印象があったんですよ。ただ、今のfēnix 8は凄く画面が綺麗で明るい。新製品はもっと綺麗みたいですけど、すごく見やすくなったなと思っています。」

と、画面が見やすく使い勝手が良くなった点を高く評価していると語った。

より見やすく、より高機能に進化を遂げた「fēnix 8 Pro」は、10月上旬頃から順次発売予定となっている。

睡眠のスコアを気にするだけでなく、自身はどれくらい疲労しているのか、どれくらいリカバリーできたのか、ということに焦点を当てることが大切だ。

日々のデータを計測してくれるGarminの最新スマートウォッチ「fēnix 8 Pro」「fēnix 8 Pro MicroLED」にぜひ注目してみてほしい。

Garmin:https://www.garmin.co.jp/