「ポプラ社」絶滅危惧種でありながら食卓にあがり続ける“ウナギ”を題材に保坂祐希が執筆するミステリー小説『偽鰻』刊行
絶滅危惧種でありながら、日々食卓にあり続ける”ウナギ”。
流通の裏には、衝撃な”隠蔽行為”と、。隠された戦慄な真実があると題し、社会派エンターテインメントで大注目の書き手である保坂祐希氏が贈る、食の不正を暴く社会派エンタメ企業小説「偽鰻」が4月4日に、ポプラ社より刊行された。
保坂祐希の小説「偽鰻」ポプラ社から4月4日より刊行
本作は、昨今話題の食品偽装の問題に、フィクションの視点から鋭く切り込んだ社会派ミステリー。
漁獲量の限られている絶滅危惧種のウナギが、それにしては全国のスーパーなどで一般的に流通されているという不可思議な現実。
ラストまで一気読みしたくなる、社会派エンターテインメントで大注目の書き手の保坂祐希氏が贈る、食の安全に警鐘を鳴らすエンターテインメント小説だ。
保坂氏は2018年に『リコール』でデビューし、社会への鋭い視点と柔らかなタッチを兼ね備えた、社会派エンターテインメント注目の書き手。
本小説はひろゆき氏が推薦する1冊となっている。リアルなミステリー小説を探している方は、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。
保坂祐希・ひろゆきによるコメント
著者の保坂氏とひろゆき氏のコメントは以下となっている。
保坂祐希氏「どのような業界にもヒューマンエラーやコンプライアンス違反はつきものであり、何が起きても不思議はないと思っています。その妄想が書かせた物語です。これまで書いた中で、最も多くの資料・参考文献を読み漁り、構成を考えました。特にラストのどんでん返しはぜひ見届けていただきたいです。
今回のダークヒーローである“元総会屋の沢木”は、いつか彼の現役時代の物語も書いてみたいと思うほど気に入っています。ちなみに、年に何度も九州まで食べに行くほど鰻が好きなことだけは申し添えておきます。」
ひろゆき氏「ウナギの養殖に使うシラスウナギは、過去には毎年100トンとか取れてましたが、現在は5トンぐらい。20分の1ぐらいになっています。ニホンウナギは“絶滅の危険性が高い”ので国際自然保護連合がレッドリストに載せてたりもします。
ウナギの値段が20倍になってるかというとそういうわけではありません。何故、ウナギの流通量は減ってるように見えないのか?」
※現実の謎を交えたミステリーです。
書籍詳細
●『偽鰻』
著者:保坂祐希
発売年月:2024年4月
定価:924円(税込)
出版社:ポプラ社
書誌ページ:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8101481.html
Amazonページ:https://amzn.to/3vUUjwd