三井情報がフリートと業務委託契約を締結!「Wordly」導入・利用支援サービスの提供を開始
三井情報株式会社は、フリート合同会社と業務委託契約を締結。
コミュニケーションプラットフォーム「MEDACA(メダカ)」の一環として、AIリアルタイム翻訳ソリューション「Wordly(ワードリー)」の導入・利用支援サービスを、2025年10月23日より提供を開始した。
「Wordly」とは
三井情報株式会社(MKI)は『ナレッジでつなぐ、未来をつくる』をパーパスに掲げ、ICTを基軸とした事業を展開し、2030Vision「未来社会の当たり前をつくる」の実現に向け、顧客と共に社会課題の解決や新たな価値の創出に取り組む企業。
第七次中期経営計画では、2023年4月からの3年間を「想創期」と位置づけ、半世紀にわたり培った技術や知見の結実である“KNOWLEDGE”を活かし、顧客と共に価値を創造する「価値創造企業」として絶え間ない挑戦を続けている。
「Wordly」は、アメリカ・カリフォルニア州ロスアルトスに本社を置く、クラウドベースのAIリアルタイム翻訳ソリューションを提供しているWordly, Inc.が提供するサービスで、AI技術で話者の音声をリアルタイムに認識し、複数言語へ同時に翻訳。
参加者はそれぞれの端末で翻訳内容を確認でき、会場のスクリーンへの表示も可能となっている。
通訳者の手配などの事前準備にかかる負荷やコストを抑えられる点に加え、参加者がそれぞれの母国語で会話を理解できる「多言語同時翻訳」機能が高く評価されているAIリアルタイム翻訳ソリューションだ。
三井情報がWordlyの導入から当日の運用までの一気通貫サービスを提供開始
昨今、国際イベントでの多言語対応ニーズの高まりを受け、AIリアルタイム翻訳ソリューションの導入が進んでいる。
Wordlyは上述した点以外にも、音声認識の精度が高い点も評価されており、導入企業は年々増加。
一方で、コロナ禍を経てオフラインイベントが再び活発化する中、音響・映像機器や配信システムの設計・運用など、現場で求められる技術的な対応は複雑化しており、Wordlyの導入だけでは同時通訳を含むイベント全体の安定的な運用は難しい状況にある。
そこで、三井情報は配信技術に強みを持つフリートと業務委託契約を締結し、Wordlyの導入から機材接続の設計・検証、リハーサル立会い、当日の運用まで一気通貫した支援を行うサービスの提供を開始した。
本サービスを通じ、企業は通訳者の手配に要する準備期間やコストを削減できるほか、音響・映像機器の安定運用と、トラブル時の迅速な対応を実現。
その結果、参加者に快適なリアルタイム翻訳環境が提供でき、イベント全体の満足度向上につながると説明している。
全社会議や経営会議、グローバルタウンホールなどの社内重要会議の多言語対応のほか、製品発表会/技術カンファレンス/展示会における来場者向けの多言語対応、海外拠点をもつ顧客やパートナーに向けたウェビナー・研修などのハイブリッド運用にも活用することが可能。
三井情報は今回のフリートとの協業により、Wordlyにおけるコミュニケーション基盤の実装支援を拡充し、企業の多言語コミュニケーションの高度化、イベント運用の効率化を推進していくと説明している。
サービスの特長
1.イベントの特性に応じたWordlyの適切な利活用支援
Wordlyの基本機能や利用シーンに応じたレクチャーを行い、Wordlyの利活用を支援
2.会場・配信環境に応じた技術支援(音響・接続・表示対応)
マイク・オーディオインターフェースなどの、物理機器を含む接続支援に対応会場・オンライン双方の要件に合わせて最適化
3.イベント当日の技術運用&トラブル対応サポート
進行表、言語切り替えに合わせて、イベント当日の技術的オペレーション・トラブル時の暫定復旧をサポート
サービスページ:https://www.mki.co.jp/solution/product/wordly/
三井情報:https://www.mki.co.jp/
フリート:https://fleeeet.com/