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エクネスの規格外野菜定期配送サービス「ロスヘル」鯖江市役所で12月16日・17日に無償提供実施

食品ロス削減のため、通常は捨てられている規格外野菜を定期配送するサービス「ロスヘル」を展開するエクネス株式会社は、福井県鯖江市と連携し、生活に困っている方への支援として、規格外野菜を12月16日・17日に鯖江市役所で無償提供することを発表した。

 

規格外野菜定期配送サービス「ロスヘル」鯖江市役所で無償提供を実施

「食品ロス」の量は農林水産省調べで年間522万トン。これは日本人の1人当たりに換算すると約41キロとなり、日本人1人当たりが毎日、茶碗1杯分のご飯を捨てていることと同義になる。

エクネスはこうした「食品ロス問題」を解決するために「規格外野菜」を定期配送するサービス「ロスヘル」をスタートした。

規格外野菜とは味には問題がないのに「サイズが大きすぎる」「逆に小さすぎる」「形が不揃い」といった理由で一般の流通ルートから弾かれ、廃棄されてしまう野菜だ。

しかし、味は規格品と比べて、何の遜色もない。

「ロスヘル」では、そんな規格外野菜を全国各地から調達。一般的な価格より最大30%程度安価に毎月1回、定期便(月2,052円〜5,292円(税込))で提供している。廃棄されてしまう規格外野菜を有効活用し、食品ロスの削減を目指す試みだ。

こうした食料の無償提供は「フードドライブ」と呼ばれ注目を集めている。

「フードドライブ」とは主に家庭で余っている食べきれない食品を持ち寄り、福祉団体・施設などを通じて必要としている人に提供する活動のことを指す。家庭での食品ロス削減やエシカル消費にも繋がる取り組みだ。

昨今、物価高の勢いが止まらない。総務省が発表した今年10月の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が106.4(2020年=100)となり、前年同月比で2.9%上昇。

特に食品を中心に上昇している。今後、電気料金の値上げなどの影響で、ますます物価高に拍車がかかる見込みだ。こうした経済状況は、生活に困っている方々を直撃しかねない。

福井県鯖江市は「フードトラック」に積極的に行っており、エクネスは今回鯖江市の取り組みに全面的に協力することを決定。

鯖江市役所で2月16日・17日の2日間、規格外野菜を無償提供することを発表した。

 

開催概要

日時:12月16日・17日 10時~16時
会場:鯖江市役所 1階 ダイバーシティ推進・相談課 (〒916-0023 福井県鯖江市西山町13−1)
※野菜はなくなり次第終了。

 

フードロス問題の根本的な解決には、廃棄されるはずだった規格外食品の流通をはじめ、食材の無駄をなくすことが求められる。

今回の取り組みも、フードロスだけでなく生活困窮者への支援にもなる取り組みだ。

ぜひ鯖江市の方は期間中に足を運んでみてはいかがだろうか。また、フードロス問題に協力したい・自分も何か取り組みたいと考えている方は、一度ロスヘルのHPなどをチェックしてみて欲しい。

ロスヘルHP:https://losshelp.jp/