電話AI SaaS「IVRy」インバウンド需要増加に伴い英語・中国語対応の試験提供を開始
電話AI SaaS「IVRy(アイブリー)」を提供する株式会社IVRyは、ChatGPTを活用して幅広い問い合わせと予約への自動対応を可能にするIVRyのAI電話システムが、英語・中国語への対応サービスの試験提供を開始したことを発表した。
「IVRy」英語・中国語へ対応の試験提供を開始
フロントオフィスDXを推進するIVRy(アイブリー)社は、安価に誰でも利用出来る電話DXサービスを提供。
2023年8月時点で、47都道府県・57業界以上・累計8,000以上のアカウント発行・1,000万着電を突破し、日本の中小企業・スモールビジネスを中心として様々なDXを推進している。
提供している電話AI SaaS「IVRy」の機能として、電話応答の分岐を自由に設定でき、AI自動応答やSMS返信・電話転送・アプリ転送・顧客管理(CRM)など、フロントオフィスの業務を支える機能を幅広く利用可能。
導入業界は、病院・クリニック・広告・IT・EC・ホテル・旅館・外食・不動産・保険・薬局・小売・林業・ファッション・コールセンター等と幅広い。
また、電話番号・業界・地域・企業名から検索が出来る電話番号検索サイトも運営している。
URL:https://ivry.jp/telsearch/
「IVRy」英語・中国語対応の背景
IVRyは「ChatGPT」と独自に開発した対話コントロール技術を組み合わせ、人間の対応と同じような会話で幅広い業種の予約の一次受付を可能にしてくれる電話AI SaaSだ。
電話対応に課題を持つ企業の悩みを解決するべく、AIによる自然な音声で自動対応を行い、本当に必要な時のみ繋げてくれるため、煩雑な電話対応を行わなくてもよいと好評となっているサービスとなっている。
今回IVRyはさらなる機能開発を行い、日本語だけでなく英語・中国語での電話対応自動化を実現したことを発表した。
2023年6月の訪日外国人旅行者数(推計値)はコロナ禍後、初めて単月で200万人を突破。また同年上半期で1,000万人を突破しており、今後も回復が続けば本年中の2,000万人の到達も視野に入るそうだ。
一方で日本全国で人手不足は深刻化しており、採用難に苦しむ企業が増加。2023年1月時点で、人手不足の課題を抱える企業は5カ月連続で5割を超え、特に「旅館・ホテル」は約8割と過去最高水準となっている。
そこでこの度、IVRy社が提供するAI電話システムに、英語と中国語対応を追加。本システムを活用することで、ChatGPTとIVRy社が独自に開発した対話コントロール技術を組み合わせ、人間の対応と同様の自然な会話で、様々な業種における一時予約を受け付けることが可能となった。
また、予約以外の質問にも柔軟に対応でき、不正確な情報提供も抑制されていると説明。
これにより、飲食業や宿泊業を主要な対象とする中小から大企業までの事業者は、24時間365日体制で海外からの顧客に対するスムーズな電話応対を行うことが可能となっている。
AI技術の進歩によって、日々の業務をより効率的に行うことが出来るようになっている現代。特に電話対応に課題を持つ企業・店舗も多かったのではないだろうか。
海外からのインバウンド需要の高まりに合わせて提供されるIVRyの英語・中国語対応。まだ試験段階だが、興味がある方は公式サイト等で確認してみて欲しい。
IVRy:https://ivry.jp/
英語・中国語対応申込みフォーム:https://media.ivry.jp/peoplytics/inquiry/67/new/
※既にIVRyを利用登録している事業者のみ対応