ファミリーマートの2024年恵方巻に肉山・なだ万監修の2商品がラインナップ!
正月が明け、静かだった街並みにも普段の喧騒が戻ってきた。そして正月が過ぎれば、すぐに2月の伝統行事である「節分」が訪れる。
節分といえば、豆まきと共に一般的となっている巻き寿司「恵方巻」を、その年の恵方を向いて食べるのが習わしだ。
コンビニチェーン「ファミリーマート」を展開する株式会社ファミリーマートから、今年の恵方巻の先行試食会を実施。2024年は老舗料亭「なだ万」が監修する「なだ万監修 特上恵方巻」、そして人気焼肉店「肉山」監修の「肉山監修 2929恵方巻」が登場することも発表された。
ファミリーマートからなだ万・肉山監修恵方巻が登場
恵方巻全体の概要・販促施策の発表
メディア向け先行試食会では、株式会社ファミリーマート デリカ食品部長の木内智朗氏が登壇し、恵方巻市場の概要を説明。
「恵方巻の全体の市場は、コロナの時期に落ち込みはしましたが、昨年は過去最大の売上まで伸長しています。
2023年はコンテンツコラボ系は少なくなり、“味”に重点を置いた有名店の監修商品が増加したほか、お客さまのニーズに合わせて選べるような、価格・味種のメリハリがあるラインアップでの展開が目立ちました。」
と、恵方巻市場の変化についてコメントした。
市場動向を踏まえたファミリーマートの商品展開については、
「ファミリーマートでも“メリハリ消費”に対応し、昨年ご好評頂いた“肉山監修 2929 恵方巻”に加え、老舗料亭“なだ万”監修の“なだ万監修 特上恵方巻”を新たにラインナップに加えました。購入しやすいお手頃価格の恵方巻も加えた巻き寿司6種類・スイーツ4種類の“全10種類”を取り揃えています。」
と説明。
また、ファミリーマートでは食品ロス削減に向け、うなぎやクリスマスケーキなどの季節商品の予約販売を推奨しており、恵方巻をより気軽に予約してもらえるよう、2019年よりファミマのアプリ「ファミペイ」でWEB予約も開始している。
今年も予約特典を設けて予約購入を促進するべく、
●1月12日 午前9時までに2品以上予約をすると10%OFFになる早割 ※1
●恵方巻購入時に「ファミペイ」のバーコードをレジでスキャンすると、ファミペイボーナス50円相当を還元 ※2
※1 既に終了。
※2 スイーツは対象外。1月26日までに店頭予約またはファミペイWEB予約した方が対象。ボーナス付与は2024年2月末頃を予定。
上記の販促施策を実施した。
名店とのコラボ恵方巻2商品が発売
今回ファミリーマートがコラボした恵方巻は、老舗料亭「なだ万」と焼肉店「肉山」がそれぞれ監修している。
なだ万は天保元年(1830年)に初代・灘屋萬助氏が大阪で創業した、日本を代表する老舗の日本料理店。
1986年の東京サミットでは本店「山茶花荘」が民間初の公式晩餐会の会場にも選ばれている。
「老舗はいつも新しい」を社是とし、伝統を守りながらも常に新しいものを取り入れており、四季折々の味とおもてなしで長年に亘り各界から支持を得ている老舗料亭だ。
一方の肉山は、東京・吉祥寺の赤身肉焼肉の専門店。肉好きの間で全国的な知名度を得ており、店名にちなんで肉山で食事をすることが「登山」と言われている。
オーナーの光山英明氏自らが赤身肉の塊を炭火で焼き、食べやすいようにスライスして客に提供。その見事な火入れとカットで、昨今の赤身肉ブームの火付け役とも言われる程。オープンから10年以上が経った今も、予約が絶えない人気店だ。
先行試食会では「なだ万」執行役員 食品事業本部 兼 調理本部 副本 部長 中原健次氏、そして「肉山」オーナー 光山英明氏が登壇。それぞれの恵方巻のポイントなどについて解説した。
●なだ万監修 特上恵方巻
「なだ万監修 特上恵方巻」の1番のポイントは、“かつお本枯節だしを使用した玉子焼”だと話す中原氏。
「かつお本枯節は、スーパーなどでよく手に入る“荒節”より多くの手間暇をかけて作られた“極上の鰹節”で、まろやかで深みのある味わいが特長です。ただし、料理は調和が大切です。玉子焼だけ突出するのではなく、食べた時に、すべての具材の調和を感じて美味しく召し上がって頂けるよう、その他の具材の選別や配置にもとことんこだわりました。」
と説明。
監修商品に込めた思いについては、
「お醤油が無くても楽しめる“王道の恵方巻を食べて欲しい”という思いで監修しました。甘辛いタレを絡めた穴子をはじめ、醤油漬けのいくらや、海老・食感の良い数の子に、かつお本枯節だしを使用した甘さ控えめの玉子焼を合わせたことで、バランスよく仕上がったと思います。椎茸煮やきゅうりを加えた七つの食材が絶妙に混ざり合う、飽きのこない味わいをお楽しみ頂きたいです。」
とコメントした。
●肉山監修 2929恵方巻
「肉山監修 2929恵方巻」は、少しでも肉山の味を感じて欲しい、という思いで監修したと光山氏は説明。
一番のポイントは「ヤンニョンジャンのたれと和えたキムチ」。
「ヤンニョンジャンは唐辛子や魚醤やイカエキスで深みを出したこだわりのタレで、海産物の旨みを感じるキムチと合わせることで、よりコク深い味わいになっています。お肉との相性が最高です。」
とアピールした。
肉山は2023年にもファミリーマートから監修恵方巻が登場しており、2年連続のラインナップとなる。
「コンビニエンスストアは購入層も幅広いので、どのお客さまにも美味しいと思って頂けるよう、肉の味付けやキムチやたれとのバランスなど徹底的にこだわりました。さらにボリューム感を感じて頂けるよう具材の比率を上げるなど、昨年ご購入頂いた方にも楽しんで頂けるよう工夫しました。」
と述べ、昨年よりもアップデートしていると説明した。
商品詳細
●なだ万監修 特上恵方巻
※イメージ画像
価格:1,480円(税込)
発売地域:全国
内容:老舗料亭「なだ万」が監修した恵方巻。いくら、数の子、海老などの贅沢感ある食材を含む、縁起の良い7種類の具材を使用。
商品サイズ:(約)長さ13㎝ × 直径4.7㎝
具材:穴子、いくら、玉子焼、海老、数の子、椎茸煮、きゅうり
●肉山監修 2929 恵方巻
※イメージ画像
価格:980円(税込)
発売地域:全国
内容:炭火焼した牛カルビと、ヤンニョンジャンのたれで深みを出したキムチを合わせた恵方巻。肉の旨味、キムチの辛み、たれの深みが味わえる。
商品サイズ:(約)長さ13㎝ × 直径4.5㎝
具材:炭火焼牛カルビ、キムチたれ和え
※全て数量限定の商品。
※軽減税率対象商品につき、税込価格は消費税8%での表示
ファミリーマートの恵方巻は、今回紹介した2つの名店監修商品を含め、巻き寿司6種類・スイーツ4種類の合計10商品が登場する。
名店の味を手軽に味わえる監修恵方巻は、今年は2種類。恵方巻は何にしようか悩んでいる方は、恵方巻選びの参考にしてみてはいかがだろうか。
さらに詳しく知りたい方は、特設サイトを参照して欲しい。
ファミリーマート2024恵方巻特設サイト:https://www.family.co.jp/campaign/spot/famima-ehomaki2024.html