1. HOME
  2. IT・テクノロジー
  3. 「チエル」教職員の業務を効率化する公立小中学校向けサービス「in Campus School IS」をリリース
IT・テクノロジー

「チエル」教職員の業務を効率化する公立小中学校向けサービス「in Campus School IS」をリリース

学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社は、教職員の日々の業務を効率化/高度化する10種類以上のモジュールからなり、契約後も常に最新のモジュールが利用できるSaaSサブスクリプション型のサービス「in Campus School IS」を開発したことを発表した。

 

チエルがSaaSサブスクリプション型サービス「in Campus School IS」を開発

チエルは「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業をICTで支える」を企業理念に掲げて設立。

シェアNO.1のフルデジタルCALLシステムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がけ、教育市場に特化したICT専業メーカー。

チエルは「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業をICTで支える」を企業理念に掲げて設立。

シェアNO.1のフルデジタルCALLシステムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がけ、教育市場に特化したICT専業メーカー。

今回チエルは、SaaSサブスクリプション型のサービス「in Campus School IS」を開発した。

「in Campus School IS」は2022年12⽉に資本業務提携契約を締結したキヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社が独占販売権を保有し、2024年2⽉29⽇より発売開始。

2019年に開始され、内閣府も国策として推し進めている「GIGAスクール構想」により、全国の児童/生徒に1人1台のコンピューター端末が配布され、ICTを活用した授業が定着しつつある。

このような状況の中、学校ではICT環境の利活用に大きな差が出ていることに加えて、教職員1人あたりの業務負荷が増大しており「働き方改革」「業務の効率化」への対応が求められている中、こうした学校および教職員の課題を解決し「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実に貢献するべく、公立の小中学校で多く採用されている「Google Workspace for Education」と連携可能な「in Campus School IS」を開発し、キヤノンITソリューションズより販売すると発表した。

本サービスでは、教職員は日々の業務(計画/出欠/授業/報告)をDXモジュール化することにより、作業工数を削減。

保護者は、学校での活動状況の確認や出欠/遅刻/早退連絡を簡単に行うことが可能。

教育委員会は、学校横断で統一されたフォーマットによる情報が閲覧でき、情報/内容の統一化が図ることが出来る。

 

「in Campus School IS」の機能

1.「見取り管理モジュール」
児童/生徒ごとに、QRコードを配した専用の用紙に学校生活における日々の様子を記入してスキャンし、データ化および一元管理するモジュール。

これまで先生ごとに閉じられていた情報をデータ化して蓄積するため、教職員間で情報を共有可能。
※オプションとして複合機からの連続スキャンも可能となります(2024年5月以降、専用のアプリケーションで対応予定)

2.「施設/備品管理モジュール」
学校が保有する施設(教室など)および備品を管理することを目的としたモジュール。

学校の施設/備品を登録する機能を提供するとともに、Googleカレンダーと連携することで、施設/備品の選択が柔軟に行える。

3.「出欠/遅刻/早退連絡モジュール」
保護者から児童/生徒の出欠/遅刻/早退などの各種連絡を受け付け、連絡情報をとりまとめることを目的としたモジュール。

専用のGoogleスプレッドシート(出欠連絡共有シート)を使用し、学校で受け付けた出欠連絡などを記録/確認可能。また、Googleフォームと連携することで、出欠連絡を受け付けられるフォームの作成と、受け付けた連絡内容を共有のシート上で確認出来る。

4.「保護者連携モジュール」
保護者は連携するアプリケーションを使うことにより、児童/生徒の出欠連絡(欠席/遅刻/早退)が可能。

さらに、学校から配信されたお知らせをリアルタイムで確認出来る。

5.「ダッシュボード機能」
学校単位や学年/クラス単位での表示に加え、児童/生徒ごとにフォーカスした欠席/遅刻/早退、見取りなど、学校生活で得られる数多くの情報を「ダッシュボード」に集約し可視化することで、教職員間での情報共有や「個別最適な学び」を重視した情報の可視化を実現可能。

 

チエルが今回開発した「in Campus School IS」で、学校の教職員の業務管理の改善だけでなく、保護者の学校活動把握・連絡の簡便化、教育委員会では学校横断での情報内容の統一化がされる。

本サービスについてより詳しい情報は、チエルやキヤノンITソリューションズのHPなどを参照して欲しい。

チエルHP:https://www.chieru.co.jp/
キヤノンITソリューションズ:https://www.canon-its.co.jp/