「GrandTech Cloud Services」グローバルな事業展開を拡大し日本市場に参入
海外のサービスが日本市場に参入する機会は増えており、触れていない企業は少なくなりつつある程に広がっている。
台湾及び東南アジアを中心にクラウドサービスを手掛けている、GrandTech Cloud Services Inc(以下、GCS)は、アジア地域へのグローバルな事業展開を拡大し日本に子会社を設立したことを発表した。
GCSの日本支社「GrandTech Cloud Services Japan株式会社」設立
GCSは、2017年に台湾の上場企業であるGrandTechの子会社として設立され、独自のビジネスモデルと先進的なクラウドサービスを提供することで、東南アジアに6拠点を持ち多くのクライアントのビジネスを支えてきた企業。
特にスタートアップ企業に向けたサービスを充実させることで最大限の「クラウドパワー」を提供し、ビジネス目標の達成と競争力の向上をサポート。
主にAWS・Google Cloudなどのクラウドサービスプラットフォームのグローバルパートナーとして市場をリードし、コスト効率の高いマルチクラウドサービスの提供、クライアントのクラウド運用効率の向上、そしてビジネス成長を促すグローバルマルチクラウド統合管理システムを提供している。
近年、日本のスタートアップのエコシステムは急速に発展し、高い潜在能力と創造的な思考を持つ多くの企業が生まれており、国際舞台で成功を収めた多くのユニコーン企業も登場。
資金調達においてもスタートアップ企業への資金調達総額は増加傾向にあり、また日本政府も起業家の育成とサポート環境を構築しており、今後も多くのスタートアップ企業が日本から生まれ世界へ広がっていく可能性を感じていると説明。
GCSはこの度日本に子会社「GrandTech Cloud Services Japan株式会社」を設立し、日本市場に参入する。
スタートアップエコシステムの支援と最適化されたクラウドサービス提供
GCSの会長である許承強氏は、
「日本はGCSの7番目の拠点であり、日本市場への進出は非常に重要な役割を担っています。GCSがサポートしたPerfect Corp、17Live、KKDayなどをはじめ多くの台湾スタートアップ企業が日本に進出し成功を収めています。この成功をもとに私たちは日本のスタートアップエコシステムに深く関わり、日本のスタートアップ企業がより革新的で高い成長のお手伝いをさせていただきたいと考えています。」
と説明。
続けて、
「日本のスタートアップ元年の背景の中、私たちは日本市場における5年計画を立てました。私たちの目標は、GCSを将来の5年間で日本のスタートアップの中でリードするクラウドサービスプロバイダとなることです。」
とコメント。今後拡大する新たな分野でのクラウドサービスプロバイダの中で、主要な1社となることを目標としていると説明している。
成功モデルの導入と新たな活力の創出
GCSのボードアドバイザー兼日本のスタートアップ企業TimelyheroのCEOを務めるエリック・ウェイ氏は、
「日本と台湾の深い関係性に加え、日本のイノベーションの多様化が進んでいる点について非常に期待が集まっています。GCSはアジア各国のイノベーション市場で培った豊富な経験から、成功したサービスモデルを日本市場に導入し、日本のイノベーションにより多くのチャンスと成功の可能性をもたらし、日本のイノベーション市場に新たな活力をもたらすと信じています。」
とコメントした。
既に台湾で成功しているサービスモデルを導入することによって、日本市場の活性化や新たな技術革新・発展を期待されている。
アジア圏において、広い販路と知見を持つGCSが本格的に日本市場に参入。新しい市場のクラウドサービスプロバイダを目指す。
GCSのサービスをより詳しく知りたいという方は、公式HP等から確認して欲しい。
公式HP:https://www.grandtechcloud.com/jp